店舗デザイン

店舗デザインの事例

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現代では、結婚してからも働き続けたいという女性も多いのではないでしょうか。夫婦でカフェを経営したり、自身のハンドメイド雑貨を展開するショップを持ちたいといったような夢も少なくないでしょう。女性ならではのこだわりなどは、店舗デザインにも大きく影響してくるでしょう。店舗デザインの定番として「ブルックリンスタイル」と呼ばれるものがあります。ニューヨークのお店の真似をする経営者は後を絶ちませんが、中でも「マンハッタンスタイル」は長年模範であり続けてきました。モダンで洗練されたデザインが溢れるマンハッタンを強くイメージする日本の消費者にとっても、受け入れやすいスタイルだったのです。しかし最近はモダンなデザインに食傷している日本人も多く、その傾向を掴み取った経営者が注目し始めたのが、「ブルックリンスタイル」なのです。ブルックリンスタイルは一言で言えば、米国のアンティークを重んじたデザインです。落ち着いた雰囲気が中高年に受けている一方、若者にも人気があります。

ブルックリンと言えば、ニューヨーク州に含まれるエリアで、マンハッタンの周辺に位置しています。そもそもニューヨークは、19世紀末に移民が押し寄せる港町として栄え始め、現在では世界最大の都市として、政治、金融、文化を支配するまでになりました。著名な芸術家の多くがニューヨークに居住していますが、マンハッタンに加え、クイーンズやブロンクス、ブルックリンに住む人も少なくありません。その影響もあって、ブルックリンの街並みは現在のように洗練されているのです。ブルックリンは交易場としての歴史を有する街で、レンガ、タイル、鉄が独特の存在感を放っています。倉庫を改造したような建物も、デザイナーの力でお洒落に見えるのが特徴です。内装も個性的で、ビンテージ家具が多用され、壁にはレンガが使われます。日本でも木目調のフローリングや年代物の証明を取り入れたお店が散見しますが、そのルーツはブルックリンにあるのです。

 

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