自分の店を繁盛店にしたいと考えた時、メニューに工夫が必要です。その中でも、「看板となるメニューを持つ」ということは非常に効果的です。例えばハンバーガーや牛丼、カレーといった時にそれぞれチェーン店の名前が浮かぶと思います。これは店が看板メニューを持っているからこその効果と言えます。
看板メニューを持つことで、お客様の印象に残るという効果があります。食べ物の名前からチェーン店の名前が浮かんだように、それぞれの店に食べ物の印象があるからです。もちろん同じ食べ物にしても、店によって「キャラ付け」がされていれば問題ありません。同じハンバーガーを売りにする店だとしても、安くて早く提供してもらえるか、高いが品質が保証されているのか、野菜が多めでヘルシーかなど、いくらでも店に特徴を付けることができます。このような看板メニューがあることのメリットは、何よりも「口コミ」に繋がりやすいことです。友だちに紹介されて気になるかもしれませんし、最近では口コミサイトも盛んです。そのため、「○○が美味しい××の店」といったように、看板メニューと店の名前が一致しやすくなっていなければなりません。また、「野菜が食べたいのであれば、あの店の看板メニューが良い」と言った逆の紹介もしやすくなるでしょう。例え美味しいメニューを提供する店であっても、看板メニューの何が美味しい、という伝え方ができなければ人には紹介しにくくなってしまいます。
看板メニューとなるものは、お店の顔と言っても過言ではありません。味や品質にもこだわり、お客様に勧めてもらえるだけのメニューを目指していきましょう。分かりやすさと価値が高く、それぞれがイコールになっている状態がベストと言えます。
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