子供は、車、電車、飛行機、船などの乗り物が好きという概念は、未来永劫続くものであると思っておりましたが、世の中でみかける子供たちの視線や手の中にはスマートフォンがある事が増えてきているように感じています。実際に、大人の世界でもバーチャル的な事柄が増え続けているように感じていますが、人間の対人関係そのものがバーチャルな世界の中で完結しているような感覚もあります。オンラインで遠くの国の現地の人々と話ができたり、遠距離で離れている家族と通話ができる事には文明の開化にありがたい気持ちになりますが、多くの事柄をバーチャルな世界として子供たちが理解していくことには何か抵抗を感じております。